Indeed Japan株式会社は2025年4月1日より、IndeedおよびIndeed PLUS連携求人サイトに掲載される全ての求人情報において、「Indeedエントリー」機能を適用・標準化することを発表した。
「Indeedエントリー」とは、Indeed上の求人に素早く簡単に応募することが可能になる機能だ。「Indeedエントリー」が適用された求人情報の場合、求職者はすでにIndeedに登録してある履歴書情報などを用いて応募することができるようになる。採用企業側も、自社の求人情報に「Indeedエントリー」が適用されることで求職者の応募プロセスが簡素化されるため、応募数の増加を見込むことが可能だ。
また今回の標準化を行うにあたり、2025年4月1日よりIndeed上に掲載される求人情報は原則として「直接投稿」と「求人情報連携」の2種類の方法で収集されたもののみとなる。
直接投稿:求人企業が、IndeedのWebサイト上で自ら求人情報を作成・投稿したものが、Indeedに掲載される方法
求人情報連携:求人企業が、Indeedと連携しているATS(採用管理システム)等に求人情報を掲載することで、Indeedにも掲載される方法
クローリング:自社の採用ページにある求人情報をIndeed のシステムに読み込ませ、自動的にIndeed上でも掲載させる方法(2025年3月31日で終了)
クローリングによって収集された求人情報の場合、求職者はIndeed上で応募を完結することができず、クローリング元のWebサイトに移動して応募する手間がかかっていた。そのため今回の標準化を行うにあたり、2025年3月31日をもって同方法による求人情報の掲載は原則として終了となる。
同社は「今回の取り組みを通じ、より多くの求職者および採用企業のご支援を進め、仕事探しが『ボタンを押す』くらい簡単になる社会の実現を目指して参ります」とコメントしている。
求職者の方々の仕事探しのハードルがますます低くなるアップデートですね。来年4月に実際に適用されることで人材業界がどのように変わっていくのか、今後の動向にも注目していく必要がありそうです!
【参考URL】
【お知らせ】Indeedに掲載される求人情報の「Indeedエントリー」標準化について
掲載の仕組みと流れ – 直接投稿とクローリングの違い