中小企業の中途入社3年以内の離職率は30%と言われている。人材を定着させるには、できるだけ入社後のギャップを減らすことが重要だ。
株式会社ドゥーファは、”副業入社”を選考フローに取り入れることで、入社後のミスマッチリスクを無くす新しい転職サービス「副業転職」β版をリリースした。
副業転職とは、副業からスタートし入社後のミスマッチを減らす新しい転職サービス。副業として入社し、実際に働く仲間と仕事をしてみてから採用判断をすることで、採用における企業と個人のミスマッチを減らせる。エンジニア、デザイナーを中心とした幅広い職種に対応している。
①入社前に最大3カ月の副業入社
従来の面接選考ではなく、副業入社を通じて採用判断を行うことができる。面談後、合格の場合には稼働日を設定。最大3カ月の入社期間を設け、副業転職希望者には実際に働き始めた時に繋がる業務にて働いてもらう。副業期間中は報酬も支払う。
スキルやカルチャー相性を見極めてお互いに納得感をもった採用が可能。
②副業入社前後の全面的な稼働サポート
新しい採用手法となるため、副業期間中に渡す業務内容の相談、副業期間中の副業者管理や業務サポートに関して同社の担当者がサポートする。初めて副業者を受け入れる企業も無理なくスタートできる。
③紹介手数料費用内にてミスマッチリスクを減らせる
サービスモデルはマッチング後に料金が発生する、採用成功(副業入社も含む)報酬型。副業入社から転職が決まった場合には、副業報酬として支払った金額を引いた差分の金額が人材紹介手数料となる。一般的な紹介手数料内にて、ミスマッチ採用リスクを減らすことが可能。
今回のリリースに関し、同社の代表は次のようにコメントしている。
「長年私自身エージェントをしてきた中で感じていた課題を解決できると思いますし、副業から更なるキャリアを形成できるようになればという願いを込めて作ったサービスです。
通常の面接ではわからないような実際の社風等も見れ、年収交渉も副業時にアピールすることで通常のオファーよりも高い年収で転職ができる可能性もある。既存サービスであるKasookuを運営している中で、副業マッチングの可能性を最大化していきたいです」
【参考URL】新サービス「副業転職」β版リリースのお知らせ