HR Techサービスの伸長により企業の採用や組織づくりにもさまざまな合理化手法が広がっている。しかし経営者や採用担当者の直感などのあいまいな理由で候補者を判断し、採用ミスマッチや組織拡大における失敗は依然として発生している。
グラム株式会社は6月16日（火）、組織メンバーや採用候補者の性格傾向を可視化する適性検査クラウド「Jobgram（ジョブグラム）」をβリリースした。
同社は2017年から開発を開始、2019年より40社以上にクローズドα版を提供していた。その結果、採用効率が3倍上昇し入社後活躍予測判定の正解率が82％という成果が見られたため今回のβ版リリースに至った。
同サービスは最も信頼性のある性格特性論「ビッグ・ファイブ」を中心に設計された個人の価値観となる「思考パターン」、振る舞いに表れる「行動パターン」、6つのストレス因子への耐性を測る「ストレス耐性」を明らかにする。
サービス概要は以下の通り。
・社員の性格診断を実施し、機械学習により社内カルチャーを可視化
・ハイパフォーマーの分析や潜在的ローパフォーマーの発見
・採用候補者の性格診断を実施し、あらゆるチャネルからの候補者を同一の数値基準で判断することが可能
・募集ポジションに対しての理想の人材をデータ化した「採用モデル」の作成
・採用モデルと採用候補者のマッチングによる入社後活躍判定の算出（判定の正解率82%の事例あり）
・採用モデルの人材が応募したくなるような募集要項、スカウト文の最適化/作成
・β版リリース記念1年間無料プラン（先着100社まで）
月額料金：無料
組織診断データ容量：10人分まで
採用モデル作成：1件まで
適性検査料金：毎月3件まで無料
・ライトプラン
月額料金：3万円
組織診断データ容量：50人分まで
採用モデル作成：5件まで
適性検査料金：2,000/1件
※ライトプラン以上のスペックを利用する場合は都度見積り
【参考URL】「採用メトリクス」で企業の採用活動を最適化するーーグラム株式会社が適性検査クラウド「Jobgram」をβリリース。100社まで1年間無料
