アスタミューゼ、カウンセラーの強みをアピールする「転職ナビエージェント ブランドページ」リリース

アスタミューゼ株式会社は2020年8月6日、人材紹介会社の規模や知名度を問わず、カウンセラー個人の魅力を伝える「転職ナビエージェント ブランドページ」を追加しリリースした。人材紹介会社のカウンセラーやヘッドハンター個人に焦点を当てて紹介することで、求職者が納得できる転職活動の実現を目指す。詳細は以下の通り。

新機能の特徴

新機能として追加されたブランドページには、人柄がわかるタグ情報や成約者のカウンセラー評価を反映(今後リリース予定)。また、カウンセラー個人のエピソードなどを紹介し、転職者の価値観と合うかが確認できる。

また、本リリースに際して、同社は転職時に起こりうる人材紹介会社とのミスマッチを調査。年間約4万人の理系プロフェッショナルが登録している「転職ナビ」会員を対象に、転職活動時の人材会社選択とその満足度等についてアンケートを実施した。調査結果は以下の通り。

多くの求職者が人材紹介会社の「規模」や「知名度」で選択

まず、人材紹介会社の選び方について聞くと、「会社の規模・知名度」が42%と最も多かった。また、「会社の専門性」「会社の総合力」と続いた。

カウンセラーの対応に満足している人は約2割

次に、「人材会社の担当カウンセラーの対応はどうだったか」という質問に対し、「満足した」と回答したのは22%に留まる結果となった。企業規模や知名度で選択した人が多い一方で、カウンセラーとのマッチング精度は低いことが推測される。

転職者が人材紹介会社を利用する際に重視したいポイントは「カウンセラー個人の力量」

今後、人材紹介会社を利用する際に重視したいことは、「カウンセラーが紹介する求人の質」「カウンセラーの提案力」「カウンセラーの人柄」といった、カウンセラー個人の力量に関する要望が多く挙がった。(グラフ内の赤のチェックマークはカウンセラー個人に関する項目)

アンケートからも、転職者は「どの企業」でサポートを受けるかより、「誰に」転職支援をしてもらいたかで選ぶ傾向が強いことが明らかとなった。特に「理系プロフェッショナル」は、自身の技術領域が明確なため、その技術をどの企業で活かせるかに関心を持っている。転職エージェントも、今後はカウンセラー個人の魅力を訴求する方法を検討する必要があるのではないだろうか。

【参考URL】転職者の78%が、転職カウンセラーに「不満足」と回答。各転職カウンセラーの強みをPR出来る「転職ナビエージェント ブランドページ」をリリース