採用活動をしている大手企業は1社あたり平均40~50社、多い企業では100社以上の人材紹介企業を利用している。その中で、求人企業は求人情報の提供や求める人材要件の説明、選考結果の通知などを各人材紹介企業におこなう必要性があり業務に煩雑さがある。
株式会社ネオキャリアは2021年1月15日、同社の展開する若手人材特化型紹介事業「リーベルキャリア」において、人材採用業務プロセスのコンサルティングやアウトソーシングをはじめとした総合プラットフォームサービス「Bee(ビー)」の提供を開始する。
「Bee」とは、若者に特化した求人情報データベースのシェアを中心とする人材採用業務プロセスのプラットフォームサービスである。中途採用で人材を確保したい企業を対象に「Bee」の専任スタッフが求人企業と各人材紹介企業とのコミュニケーションを代行し、情報を一元化することで精度の高い人材のマッチングや生産性の向上などを目的としている。
求人企業は「Bee」を活用することで「Bee」という一つの窓口で全国の人材紹介企業と繋がることができ、各人材紹介企業で抱える求職者との接触機会を作り採用成功の確率を高められる。各求人に専任スタッフがつき無料で掲載され、全国約100社の人材紹介企業へ自動的に公開される。具体的な選考フェーズで生じる面接の日程調整や合否通知やフィードバックはすべて「Bee」内で完結できる。
人材紹介企業は約1,000件の若手に特化した豊富な求人データベースを活用することで、従来リーチできなかった企業の情報を獲得できマッチングの可能性が高まる。また、利用する人材紹介企業には「Bee」導入時だけでなく、月に最低1時間各社に合った課題に対して人材紹介事業の基礎知識や各業界業種の専門知識などの人材事業運用のノウハウを提供していく。
今後の展望について同社は「『Bee』で利用する求人と自社で保持する求人双方を一括管理することで、さらに生産性の向上を支援します」とコメントしている。
【参考URL】採用業務の生産性向上プラットフォーム「Bee」をリリース