paiza株式会社、ベンチャーキャピタル7社と提携し投資先企業向け特別割引プラン開始

2030年には最大79万人のIT人材が不足すると経済産業省が試算しており、日本のIT人材不足は深刻である。特にスタートアップは事業そのものの不確実性が高いことから、経験豊富なIT人材の就業先として選択されにくい現状だ。昨今のDXの流れから各産業でIT人材のニーズは高まっており、スタートアップにおいて優秀なIT人材の採用はかなりハードルが高い状況である。

paiza株式会社は、国内ベンチャーキャピタルで最大規模となる800億円のファンド組成でも注目を集めるJAFCOなど計7社のベンチャーキャピタルと提携を開始する。また、各ベンチャーキャピタルの投資先である高い成長性が見込まれるスタートアップ向けに「ベンチャーキャピタル投資先スタートアップ向け割引プラン」を提供することで、スタートアップで慢性的な課題となっているITエンジニアを中心とするIT人材不足解消を支援していく。

今回提携するベンチャーキャピタル7社が投資するスタートアップ企業を対象に報酬料を最大50%引きしてIT人材の紹介をおこなう。同社の運営するIT人材転職サービス「paiza」の登録者はスタートアップ投資に精通した大手ベンチャーキャピタルが見極めた優良企業の求人情報を得られる。また、スタートアップは「paiza」に登録する経験豊富なIT人材に自社の採用情報を届けられる。

今回の提携について、ジャフコグループ株式会社プリンシパルの金沢氏は「多くのITエンジニアが登録するpaizaを活用し、当社ならではのスケーラビリティのある採用支援体制を構築できたことで、投資先のエンジニア採用をさらに強固にすることができるのではないかと期待しております」とコメントしている。

【参考URL】国内最大のIT人材転職サービス「paiza」、JAFCOなどベンチャーキャピタル7社と提携開始。投資先企業向け特別プランで、優良スタートアップのIT人材不足解消を支援