パーソルP&T、社員の複業促進支援サービス「プロテア」先行受付開始

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、社員の雇用を守るために副業・兼業を進める企業が増加している。その中で、企業は社員の副業活動の状況をいかに把握・管理していくかという課題を抱えている。企業や社員双方で副業・兼業ニーズが高まる一方で、課題やネガティブな印象が先行して制度設計やキャリア活用まで至らない企業が多い現状だ。

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社は2021年1月21日、社員の健全な”複業”促進を支援するサービス「プロテア」の先行受付を開始した。正式サービスの提供開始は2021年4月を予定している。単なる副業許可制度ではなく、企業と社員の成長につながる適切な複業促進を支援していく。

「プロテア」は、経営者・人事担当者向けに社員の“複業”に関する活動状況を可視化する。”複業“を通じて得られた社員のキャリアを会社の資産として蓄積できる。社員向けには”複業”案件の紹介ではなく、社員が自ら人生の選択肢を拡げていくための機会提供と「自ら考え選びとっていく力」を身につける支援プログラムを提供していく。

企業向けに提供するサービスの詳細は以下の通り。

・プロティアン活動指数レポート
複業活動の実施状況を「プロティアンレベル」として3段階に分けて可視化する。これにより、社員の“複業”活動がどのレベルに達しているのかを把握できる。

・コンディションレポート
サービス利用社員の自己申告内容を集計し、複業時間とストレスコンディションを可視化して表示できる。

・キャリア資産サマリーレポート
独自に開発した「プロティアン・キャリア資産アセスメント」によって、社員のスキルや能力を数値化する。これにより、社員が強化に取り組むべき方向性を把握できる。

また、本サービスのリリースを記念して2021年3月まで5社限定で先行モニターキャンペーンを実施する。初期導入費用が無料で1年間特別価格でサービスを提供する。キャンペーン申し込みの詳細は、2021年1月29日15時より開催する「企業向け複業勉強会」にて説明する。

勉強会の申し込みはコチラ

同社は今後について、「今回のサービス提供はもちろん、”複業”に対する企業の理解促進に向けての啓発活動にも、今後ますます注力していきます」とコメントしている。

【参考URL】複業を新たな人事戦略に 社員の健全な“複業”促進を支援するサービス「プロテア」の先行受付を開始