株式会社プロフィフティーン、企業間で社員の移籍を直接交渉できる人材移籍プラットフォーム「HR TRADE」導入企業募集開始

企業が採用した新卒社員の3年以内の離職率は30%を超えると言われている。上昇志向にある社員がさらなるキャリアアップを目指して転職することを完全に避けるのは難しい現状だ。一方で、人材の採用と教育にかかるコストは年々上昇傾向にある。人材の採用と離職は企業の経営課題の一つとなっている。

 株式会社プロフィフティーンは企業間で社員の移籍を直接交渉できる人材移籍プラットフォーム「HR TRADE(エイチアールトレード)」を開発した。2021年2月1日より導入企業の募集を開始し、2021年3月上旬にサービスの提供を開始する予定である。

「HR TRADE」とは、会社が社員のキャリアアップを一体となって支援することで会社と社員双方にメリットをもたらすプラットフォームである。リファレンスチェック機能を備えた経歴書と、在籍企業に直接人物の特徴や個性を質問することで転職ミスマッチを防げる。

サービスの特徴は以下の通り。

・社員にキャリアアップの新しい選択肢を提供
社員が希望するフィールドを準備できない、市場価値に合う報酬を用意しきれなくなった社員を「移籍」という新しい価値観でキャリアップを支援できる。

・リファレンスチェック済みの人材情報
掲載される人材情報は、在籍企業により内容が確認されており、長所や短所が入力された推薦状が添付されている。そのため人材の能力や個性をより正しく判断でき、採用ミスマッチを防げる。

・人材の採用は企業に獲得オファー
掲載された人材の採用は在籍する企業に直接打診し、採用を決めた場合はあらかじめ設定された移籍金を支払う。適切な人材を適切なコストで採用でき、移籍金を得た企業は次の採用の原資にできる。

また、人材情報の掲載や企業間の移籍交渉は無料で無制限におこなえる。移籍が成立した場合、人材を採用した企業は移籍元の企業に移籍金からシステム利用料を差し引いた金額を支払う。また、同社はシステム利用料として人材を採用した企業に移籍金の20%または20万円のいずれか高い方の金額を支払う。

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今回のサービス開発について同社は「会社に隠れて転職活動を行うメリットよりも、会社も社員のキャリアを真剣に考え、オープンな転職活動でさらに可能性を広げることができる社会を目指します」とコメントしている。

【参考URL】【業界初】キャリアアップの新しい選択肢。人材移籍プラットフォーム「HR TRADE」事前登録開始。