【HRog求人レポート】第二新卒を募集する求人は増えてる?

日本経済新聞「新入社員4割が転職検討 引き留めに企業が対策」によると、「新卒や入社数年の若手社員の早期退職が目立っている。新入社員の4割以上が転職を検討しているという調査もある」とあります。では、若手社員の応募を歓迎する「第二新卒」の求人市場はどのように変化したのでしょうか。

今回は、株式会社フロッグが収集した『doda』『エン転職』『マイナビ転職』の掲載情報を活用し、「第二新卒」の求人市場分析レポートをお届けします。最新の傾向を示す参考資料として、ぜひご活用ください!

求人件数動向

応募条件に「第二新卒」を含む求人件数を見てみると、右肩上がりで増加している様子が伺えます。2020年1月時点では9,348件でしたが、2024年5月には21,483件まで増加しており、約4年半で129.8%(12,135件)増加していることがわかりました。

また各週の前年同週比を見てみると、コロナ禍の影響が落ち着いた2021年後半以降は、+20~30%前後で推移し続けていました。さらに2024年に入ってからは+50%前後で推移しており、「第二新卒」求人が増える勢いは加速しています。

平均月給動向

応募条件に「第二新卒」を含む求人の平均月給を、全求人での平均月給と比較します。2020年1月から2024年5月での上昇率を見てみると、「第二新卒」求人は+6.5%(+14,629円)、全求人では+10.9%(+27,734円)となりました。

「第二新卒」の募集では社会人としてのスキルや経験を求めないことから、月給額および上昇率ともに全求人と比べて低い結果となっていることがわかります。

職種別・都道府県別動向

「第二新卒」の求人数を職種別に調査し、2023年5月から2024年5月の1年間における増加数を比較します。

「営業/事務/企画/管理」が+3,037件で最多となり、続いて「運輸/物流/配送/警備/作業/調査」が+1,013件、「ITエンジニア/IT系専門職」が+598件となりました。さらに、「販売/接客/サービス」が+483件、「建設/土木/エネルギー」が+479件と続いています。

続いて同じ条件で都道府県別に見てみると、「東京都」が+1,568件で1位となりました。次いで「神奈川県」が+554件、「大阪府」が+525件、「愛知県」が+463件、「埼玉県」が+370件と続いています。

職種・都道府県別の調査では、元々募集の多い領域で求人数が増えている様子が伺えました。

まとめ

今回はフロッグが保有する求人データを活用し、「第二新卒」を募集する求人の市場動向を調査しました。2020年からの4年間で、「第二新卒」を募集する求人は増加しています。人手不足に課題を抱える企業が多い中、採用要件を緩和している可能性が伺えました。

求人ビッグデータを活用することで、より詳細に、よりリアルタイムに分析することが可能です。ぜひ今後の営業活動や採用活動にご活用ください。

調査概要

対象期間  :2020年1月6日~2024年5月27日
対象媒体  :doda、エン転職、マイナビ転職
対象雇用形態:正社員
集計条件  :応募条件に「第二新卒」を含む
平均月給  :求人情報の給与項目内にある給与情報を数値に変換し、下限の金額を合算・平均して算出した
都道府県  :求⼈情報の勤務地情報を取得し集計。1求⼈に対して2つ以上の勤務地都道府県が紐づいている場合、最初に記載されている都道府県を採⽤

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