パーソルキャリア株式会社、職業体験プログラム「しごとリアル@キャリアアドバイザー」を小・中学校向けに提供開始

働き方が多様化し、一人一人がキャリアを自律的に考えなければならない時代になった。そんな中で、子どもに対して小・中学生のうちからキャリアに関する教育を行う重要性について議論が進んでいる。

パーソルキャリア株式会社は、同社が提供しているキャリア教育授業「“はたらく”を考えるワークショップ」において、職業体験プログラム「しごとリアル@キャリアアドバイザー」の提供を開始した。

「“はたらく”を考えるワークショップ」は、同社が全国の小・中学校に無償で提供しているキャリア教育プログラムである。同社のキャリアアドバイザーが講師を務め、子供たちが主体的にキャリアを形成していくための力を養う授業を行っている。

今回追加されたプログラム「しごとリアル@キャリアアドバイザー」は、子供たちがキャリアアドバイザーになり、転職希望者の情報からキャリアの軸を考えて求人を紹介するまでの流れを体験する職業体験プログラムだ。キャリアアドバイザーの立場を体験することで、キャリア形成において重要な視点を学ぶことを目的としている。職業体験の後には、同社のキャリアアドバイザーからプロとしてのスキルやスタンス、今後のキャリア構築で必要な力について実体験を交えた話を聞ける。

従来の職業体験では見聞きできる職種に偏りがあり、また体験できる業務範囲も限られていた。そこで同社は、これまで取り扱われることの少なかった「オフィスワーク」を体験できるだけでなく、求人の紹介を通して様々な業種・職種について理解を深められる同プログラムを企画したという。

キャリア教育の充実には、様々な業種・職種から実際に働いている人の声や企業の協力を集める必要がある。今後、さらに多くの領域からキャリア教育に参画する企業が増えることが望まれる。

【参考URL】パーソルキャリアの小学校・中学校向けキャリア教育 講師派遣授業(出前授業)「“はたらく”を考えるワークショップ」、職業体験プログラム「しごとリアル@キャリアアドバイザー」の提供開始