DX推進の流れを受け、業種を問わずIT人材の採用が活発になっている。そんな中、エンジニアマネージャーが不足してメンバーひとりひとりに目が届かない、リモートワークの普及でフィードバックの機会が減ったなど、エンジニア組織のマネジメントに課題を抱える企業が増えている。
ファインディ株式会社は2021年10月19日、エンジニア組織支援SaaS「Findy Teams(ファインディ・チームズ)」の正式版をリリースした。
同サービスはGitHubやJiraなどのエンジニア向けツールを解析し、開発の効率性やクオリティなどを可視化するサービスだ。毎日の活動量を組織・個人単位で表示し、チームのコンディションを分析することでチームマネジメントに役立てる。
同サービスは2020年4月にベータ版をリリースしており、30社以上のトライアルを経て今回の本格リリースに至った。今後はGitLabやBitbucket、Backlogも解析対象として開発を検討している。
人事データのマネジメントや採用への活用は近年急速に関心を集めている。今後の市場展開にも注目したい。
【参考URL】エンジニア組織の活動量を自動解析し、生産性向上をサポート エンジニア組織支援SaaS「Findy Teams」正式版をリリース