2020年4月以降、新型コロナウイルス感染拡大によって多くの業界・企業が業績に影響を受け、採用の中止や見直しを行った。1年半が経過した今、製造業や運輸業などを中心に徐々に雇用は戻りつつあるが、時短営業の要請などの影響を受けてきた飲食業界では回復が遅れ気味だ。
ディップ株式会社は、同社が運営する求人情報サービス「バイトル」において、外食推進プロジェクト「#外食はチカラになる」と連携した特設ページを開設した。
「#外食はチカラになる」は、外⾷業界全体の活性化を⽬的とした大規模な外食業界横断プロジェクトである。外食企業だけでなく、ペイメント企業や共通ポイントサービス提供企業などが参画しており、対象店舗で外食をすると様々な特典が受け取れる。
今回の特設ページでは、「#外食はチカラになる」参画企業の求人を掲載する。同社はこのことについて、「多くの飲食店の皆様が、人手不足に悩むことなく、飲食店を利用する人々に対して質の高いサービスが提供できるよう、当社は本企画を通じ、外食業界への就業を検討する求職者と企業との出会いの場を創出し、採用支援を行ってまいります」とコメントしている。
2021年10月に緊急事態宣言が解除され、年末年始の繁忙期に向けた人材確保が飲食業界の急務となっている。本企画は、飲食業界の立て直しを人材業界から支えるものとなるだろう。