ESG投資や人的資本経営への注目度が高まり、企業の人材に対する考え方が変化してきている。また、コロナ禍で個人の価値観にも変化が起きており、より自分らしい生き方を大切にする人が増え、働き方の多様化が進んだ。企業価値の向上と従業員エンゲージメントの向上には、従業員が働きやすい環境の整備が欠かせないと言える。
株式会社Works Human Intelligenceは、統合人事システム「COMPANY」において、HRテック関連サービス7社との連携を順次開始する。
「COMPANY」は大手法人向けの統合人事システムである。従業員の人事データを集約でき、人事管理や給与計算、勤怠管理、タレントマネジメントなどを一括で行える。
今回新たに採用管理、健康管理、組織サーベイ、退職予測、ワークフロー・タスク管理等、各専門領域に特化したサービスとの連携を開始する。統合できる人事業務の範囲を拡大することで、企業と従業員双方の利便性向上をはかり人事DXを支援する。
今回連携したサービスは以下の通り。
・株式会社エヌ・ティ・ティ・データ「WinActor」
・株式会社KAKEAI「KAKEAI」
・株式会社iCARE「Carely」
・ServiceNow Japan合同会社「ServiceNow HR Service Delivery」
・Thinkings株式会社「sonar ATS」
・テックタッチ株式会社「テックタッチ」
・日本マイクロソフト株式会社「Microsoft Teams」
・株式会社リンクアンドモチベーション「モチベーションクラウド」
今回の連携によって、同サービス上で統合可能な業務範囲が一気に拡大した。DXの流れを受けHR Techの開発が加速する中で、それらを統合するサービスの重要性は今後さらに増していくだろう。