就職活動においてESの書き方に悩む学生は少なくない。実際に、株式会社ワンキャリアが実施した調査では就活生の59%がESの対策に対して不安だと回答した。
株式会社ワンキャリアは、ES自動生成サービス「ESの達人」を5月中旬にリリースする。「ESの達人」は、就活サイト「ONE CAREER」に投稿された15万件のESデータをもとに、AIがESを自動作成してくれるサービスだ。就活生が志望業界や自身の経験などの必要項目を選択・入力すると約30秒でESが自動作成される。就活生はESの書き方に悩む時間を減らし、内容の充実に時間を割くことが可能になる。
同社は今後「ESの達人」の更なる機能向上を図るほか、テクノロジーを活用した面接対策や業界研究などのサービスを展開していく予定である。
AIやChatGPTなどの新技術が進歩する中で、テクノロジーを導入した就活効率化のサービスは今後も増えていくと推測される。採用企業や新卒向けのサービスを提供する企業は、学生のニーズを理解し就活の負担を減らすことを意識する必要があるだろう。
【参考URL】ChatGPTで就活のESを約30秒で作成。ワンキャリア、書き方よりも内容に時間を割けるES自動生成サービス「ESの達人」 β版が5月中旬にリリース。