株式会社TalentX、株式会社SIGNATEと提携しAIスペシャリストの採用支援サービスを提供開始

第四次産業革命の到来により各企業でAI技術や自社のデータを活かした事業・業務変革の取り組みが進んでおり、それらを担う「AI・データ等に知見を持ったスペシャリスト」の獲得に向けた動きが加速している。この状況下で継続的に優秀なAI・データ人材を獲得していくためには、AI・データ人材の転職潜在層にアプローチすることが必要だ。

第四次産業革命とは

AIやロボット工学、ビッグデータなどを用いた技術革新のこと。

このことを背景に株式会社TalentXは2024年5月15日、株式会社SIGNATEと連携し、AI・データ人材の獲得に対して課題を抱える企業向けに、優秀な専門人材との接点創出からナーチャリング・獲得までをシームレスに支援するサービスを提供開始した。

同サービスでは、SIGNATEがもつAI・データ人材約10万の会員に対して、開発したAIの性能を競い合う競技大会(AI開発コンペティション)を実施し、各企業が求める質の高い参加者との接点を創出する。

そして、TalentXの採用マーケティングオートメーションサービス「MyTalent」を活用し、参加者のデータ蓄積から継続的なアプローチによる意向醸成、応募獲得といった採用マーケティングを支援する。

これにより、獲得競争が激化している専門人材との接点創出から潜在層のナーチャリング、獲得までのシームレスな支援を実現する。

同社代表取締役社長CEOの鈴木貴史氏は「今後もTalentXは優秀な専門人材のデータベースを持つ各企業と連携し、潜在的な候補者との接点創出やデータ蓄積、ナーチャリングなどを一貫して支援することで、採用マーケティングを通じて日本企業の採用変革とDX化を支援してまいります」とコメントしている。

労働人口が減少して人材獲得競争が激化しつつあります。第四次産業革命が起こりつつある現代では、特にAI・データスペシャリスト人材の獲得がどの企業にとっても大きな課題になっているといえるでしょう。AI競技大会から専門人材との接点を作り、転職潜在層をナーチャリングしていく同サービスの新しい試みには今後注目していく必要があるかもしれません!

【参考URL】TalentX、SIGNATEとAI・データ人材の採用支援を目的とした共同サービス提供開始