株式会社コンコードアカデミー、大学1年生から就活生まで使える就活サイト「CareerPod」をリリース

出典元:株式会社コンコードアカデミー

終身雇用が当たり前の制度ではなくなり、個人が主体的にキャリアを設計する時代に移り変わりつつある。この流れは学生の就職活動でも伺えるが、株式会社コンコードアカデミーによれば「就活生になってから慌てて志望業界・企業を考え始める学生がほとんど」だという。厚生労働省の調査では新卒の約3割が入社後3年以内に離職していると明らかになっており、キャリア設計や形成が一筋縄ではいかないことがわかる。

この流れを受け同社は2024年6月12日、大学1年生から就活生まで使える就活サイト「CareerPod」をリリースした。

出典元:株式会社コンコードアカデミー

同サイトではキャリア設計を基本から学ぶ機会を提供することで、同社の提唱する「スロー就活」の実現をサポートする。「スロー就活」とは、大学1・2年生という早い時期から自分の人生やキャリアに向き合ったうえで進路を選択する就活スタイルだ。

出典元:株式会社コンコードアカデミー

学生はキャリア設計だけでなく、コンサルタントや銀行員、金融業界といった職種・業界について体系的に学ぶことも可能だ。同サイトは「落ち着くブックカフェ」をコンセプトにデザインされており、各コンテンツも本の章立てと同様に複数の記事で構成されている。学生は1冊の本を読むように、順を追って各テーマへの理解を深めることができる。

また、同サイトでは「スロー就活」の一貫として長期インターンシップへの参加を推奨している。インターンで社会人に必要なスキルを習得すれば入社後に早く活躍できる可能性が高まるため、より充実した状態でのキャリアスタートが可能になると見込んでいる。

選考早期化が話題になっています。大学1・2年生からキャリアについて考えることが当たり前になればその傾向も更に強まっていきそうです。今後は、いかに早い段階で学生のキャリア設計に寄り添えるかが人材獲得のカギとなっていくかもしれませんね!

【参考URL】大学1年生から就活生まで使えるあたらしい就活サイト「CareerPod」をリリース