
人材獲得競争が激化する中、特に競争力の弱い中小企業では「求人を出しても応募が集まらない」「採用した人材がすぐに辞めてしまう」といった課題感が強まっている。
そんな状況を受け、CLEAR INNOVATION株式会社は、人材シェアプラットフォーム「99サポート」を2025年9月9日にリリースすると発表した。
同サービスは企業間で人材を貸し借りできるマッチングプラットフォームだ。閑散期などで余剰となっている人材を生かしたい、固定費を削減したいと考える企業と、人手が足りないことや、社内に特定のスキル・知見のある人材がいないことで悩んでいる企業をマッチングする。
雇用関係は変化せず、案件ベース・時間単位で人材をシェアすることが可能だ。貸し出す側の会社は雇用を維持したまま人件費を変動費化でき、借りる側の会社は採用というリスクやコストを取らずに必要な人材を活用できる点が特徴となっている。
人材確保やコストの観点以外にも、社員が他社で経験を積み、視野を広げる機会にできるメリットもある。
同社は「人材シェア」という概念について、「従来の『採用』『派遣』『業務委託』とは異なり、企業と企業が信頼関係で結ばれる“人的リソースのシェアリングエコノミー”」であると述べている。

月額9,900円という低コストな価格設定もあり、中小企業での活用が進んでいきそうですね!日本全体で人口減少が進む中で、これからは人材を「取り合う」のではなく「譲り合う」時代になっていくのかもしれません。
【参考URL】人材は、雇うから“シェアする”時代へ──人手不足・固定費・育成、3つの課題を解決する『99サポート』が始動


