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「座ってイイッスPROJECT」の導入企業290社突破・ひろがる働き方改革、株式会社マイナビ調査

株式会社マイナビはアルバイトの働き方改革「座ってイイッスPROJECT」において、導入企業数が290社を突破し、マイナビバイトチェアの提供数は2800脚を超えたと発表した(2025年9月時点)。あわせて導入後の効果に関するアンケート調査も実施した。

同プロジェクトは2024年3月に開始した取り組みで、日本のアルバイト環境にある見えない慣習のアップデートを提言しており、「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」のPR部門最高賞をはじめ、複数の権威あるアワードで受賞を果たしている。

「座ってイイッスPROJECT」概要

本プロジェクトは、多くの従業員にとって隠れた悩みの種になっているアルバイト中の“立ちっぱなし”問題の解決を目指し、座れるアルバイトを増やすことによって、従業員・雇用主双方にとっての快適なアルバイト環境を整備していく取り組みとして2024年3月に開始。本プロジェクトの賛同企業は、業務中でも「ちょい掛けして働けるイス」として「マイナビバイトチェア」を導入している。

調査結果は以下の通り。

導入企業の効果

導入企業へのアンケートでは、機能面・デザイン面で91.3%、利便性・総合評価では82.6%の人が「満足」「やや満足」と評価した。
また、総合評価での「不満」「やや不満」の回答は0%と、導入企業から好評を受けているのが分かる。「どちらともいえない」と回答した企業からはいずれも「高さ調節」の機能面における意見が出ていたという。

また、総合評価での「不満」「やや不満」の回答は0%と、導入企業から好評を受けているのが分かる。「どちらともいえない」と回答した企業からはいずれも「高さ調節」の機能面における意見が出ていたという。

求人応募効果

従業員の就業環境改善を目的としたプロジェクトだが、求職者からの注目度が上がり、求人における応募効果への影響も確認されているという。

導入企業で働く従業員へのアンケートで、今後も椅子に座って働きたいか尋ねたところ、84.6%の人が「働きたい・出来れば働きたい」と回答した。

実際に、マイナビバイトチェアの導入により、「働きやすそう」「レジに椅子がある求人を見て応募した」といった声が寄せられている。求職者は働き始めてからだけでなく、応募段階から職場環境の良さを重視していることが分かる。

マイナビバイトチェアの導入事例は、ちょっとした工夫でも「働きやすそう」と感じてもらえることが大切なのが分かりますね。職場環境の改善とあわせて、その魅力をどう伝えるかが、これからの採用現場で大事なポイントになりそうです!

【参考URL】マイナビバイト「座ってイイッスPROJECT」