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ディップ株式会社、アルバイトコミュニケーションアプリ「バイトルトーク」に3つの新機能を追加

アルバイト領域において、店舗管理者とアルバイト従業員のコミュニケーション改善が重要な課題となっている。特に多店舗展開企業では、人員不足への対応や勤怠管理、外国人従業員とのコミュニケーションギャップが深刻化している状況だ。

こうした背景から、11月4日、ディップ株式会社はアルバイトコミュニケーションアプリ「バイトルトーク」に3つの新機能を実装した。

今回追加された機能は、「他店舗ヘルプ」「勤怠打刻」「翻訳」の3つである。

「他店舗ヘルプ機能」では、人員不足が発生した店舗管理者が系列店舗に対してヘルプ依頼を作成でき、アルバイト従業員はその情報を確認して応募が可能となる。複数の応募があった場合は管理画面上での選定が可能であり、今後は専用のトークルームで関係者のみの確認やり取り実現まで機能を拡充する予定だ。

「勤怠打刻機能」は、両社の調査で約53%の店舗が未だに紙やタイムスタンプによるタイムカードで勤怠管理を行っている現状を受けて開発された。紙による勤怠打刻を中心とした店舗管理者の負担軽減を図る。

「翻訳機能」では、言語の壁による情報伝達の滞りを解消し、店舗管理者の翻訳負荷軽減と外国人アルバイト従業員の文字コミュニケーション負荷を解消する。「口頭コミュニケーションは可能だが読み書きはできない」従業員との架け橋になる機能である。

同社は「店舗管理者の負荷軽減とコミュニケーション課題を解決し、誰もが働く幸せと喜びを感じられる社会の実現に繋げてまいります」とコメントしている。

アルバイト労働市場では、効率的な人員配置と多様な働き手への対応が一層重要になっています。デジタルの力を活かしたこうした取り組みが、現場の働きやすさと業界全体の進化を同時に進めていきそうですね!

【参考URL】「バイトルトーク」に新機能「他店舗ヘルプ」「勤怠打刻」「翻訳機能」開始 さらなる機能拡充で店長業務の負荷軽減へ