厚生労働省の「新規学卒者の離職状況」によると、第二新卒は年々増加傾向にあり、平成28年度卒業者のうち3年以内に離職した人は143,360人（32.0%）であった。 企業側の第二新卒採用ニーズも高く、大手転職ナビサイト上の求人の約84％が「第二新卒を歓迎」としている。
一方で技術職の第二新卒市場は「地方勤務で転職活動がしづらい」「経験やスキルがなく不安」などの理由で転職をためらう人が多い。また、転職サービスも技術職に特化した第二新卒向けのサービスはないため、他の職種に比べ第二新卒採用が進んでいない。
これを受け、理系学生に特化したスカウト型就活サービス『LabBase（ラボベース）』を運営している株式会社POLは6月16日、技術系人材に特化した副業・転職サービス『LabBase plus（ラボベース プラス）』を正式にリリースした。AI・ロボット・セキュリティ・宇宙・IoTなど最先端の専門スキル・研究バックグラウンドを持つ第二新卒向けのサービスとなっている。
サービス概要は下記の通り。
同サービスは研究者・技術者が自分の専門研究領域を活かして企業から副業案件を受けられるサービス『Acaview』と連携している。ユーザーは自分の研究領域・技術領域を生かした副業に応募できる。
また、同社の理系に特化した就活サービス『LabBase』からそのままアカウントを引き継げる。
採用担当者はデータベースに登録する候補者への直接スカウトと同社エージェントからの候補者紹介の2つの方法でアプローチが可能。候補者の選定から採用まで、理系人材採用に関する圧倒的なノウハウを持つ採用のプロが支援する。
スカウトでは候補者の研究プロフィールや参加プロジェクトなど、技術職に特化した詳細情報も閲覧可能。データベースには副業目的で登録している転職潜在層も登録しているため、他サービスではアプローチが難しい層の人材にもアプローチできる。
【参考URL】副業も転職もこれひとつ！ 技術系人材に特化した第二新卒転職サービス 「LabBase plus」を正式リリース
