paiza株式会社は2021年3月、現役のITエンジニアを対象に一番得意な言語や学びたい言語に関する開発言語調査を実施した。結果は以下の通り。
ITエンジニアが最も得意な開発言語について、「Java」と回答した人が19.8%で最も多かった。次いで「Python」(12.5%)「C言語」「C#」10.0%と続く。
今一番学びたい言語について尋ねたところ、26.6%の人が「Python」と回答し1位であった。文法が分かりやすくAIや機械学習でよく使われるため、近年は特に高い人気があるようだ。
一方、同社が運営するITエンジニア向け転職サービス「paiza」に掲載されている求人数の言語別割合は、「JavaScript」が11.9%で最も多くなっている。ITエンジニアが得意な言語、学びたい言語とは大きな違いがあるようだ。JavaScriptはフロントエンド開発や一部サーバサイドで利用されており、企業側のニーズが高い言語である。また、ITエンジニアが学びたい言語で最も多かったPythonの求人数は6.2%で5位にとどまっている。
調査概要
「開発言語に関する調査」
調査期間:2021年3月19日〜28日
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:「paiza転職」を利用中の現役ITエンジニア
有効回答数:369名
【参考URL】paizaが「プログラミング言語に関する調査」(2021年上期)の結果を発表。2021年エンジニアが学びたい開発言語1位はPythonで企業が求める言語と乖離