
厚生労働省が4月1日に発表した「一般職業紹介状況」によると、2025年2月の有効求人倍率(季節調整値)は前月を0.02ポイント下回る1.24倍で、6か月ぶりの減少となった。
2月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると5.9%減少。産業別では、宿泊業,飲食サービス業(17.6%減)、生活関連サービス業,娯楽業(10.5%減)、建設業(9.1%減)、製造業(6.5%減)などで減少となった。
非常勤の国家公務員が継続して働きたい場合に、最大3年ごとに求人に応募し直す必要がなくなったことで、求人数が減少したことも影響している。都道府県別に2月の有効求人倍率(季節調整値)を見ると、最も高いエリアは継続して福井県で今月は1.85倍、最も低いエリアは大阪府で1.04倍となった
また、総務省が発表した2月の完全失業率(季節調整値)は2.4%で、前月と比べ0.1ポイント減少した。
【参考URL】一般職業紹介状況(令和7年2月分)について