
少子高齢化が加速する中でも依然として若手採用のニーズは高く、近年では高校の新卒採用に注目が集まっている。厚生労働省の調査によれば、令和7年3月末の高卒採用の求人倍率は4.10倍であり、企業が高校生の新卒人材を強く求めていることが分かる。
このような背景から株式会社ジンジブは、26卒の高卒採用に関する企業の意識調査を行った。
調査結果は以下の通り。

26卒の高卒新卒の採用計画において、昨年と比較し求人募集人数の増減があるか尋ねたところ、33.5%の担当者が「増やす」、59.2%の担当者が「変わらない」と回答した。「減らす」と回答した担当者は3.3%に留まり、高卒採用のニーズが高まっていることが伺える、

26卒の高卒採用を実施する理由については、「若手人材の層を厚くするため」が69.2%で最多となった。次いで「人材不足のため」が52.0%、「高卒採用が自社に合っているため」が34.4%と続く。

25卒採用の振り返りにおいて、採用に至った高校生の応募につながったきっかけを尋ねたところ、「学校に届いた求人票」が68.1%で最も多かった。

26卒の高卒採用で強化する採用ツールについては、「会社のホームページ」(57.0%)や「採用動画」(32.6%)、「企業公式SNS」(31.7%)、「求人サイト」(30.3%)などデジタルを活用したツールも挙げられており、インターネットでの情報発信が重視されていることが伺える。
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若手採用では大卒だけでなく高卒にも注目が集まっています。ネットで情報収集する世代に向けて、自社の魅力を多様な媒体で発信することが、より良いマッチングに繋がっていきそうです!
アンケート①:高卒採用担当者への25卒振り返りアンケート ※以下[①25卒振り返り]
アンケート②:高卒採用担当者への26卒採用動向アンケート ※以下[②26卒予定]
調査期間:[①25卒振り返り]2025年1月28日~2月25日 / [②26卒予定] 2025年5月19日~6月2日
有効回答数:[①25卒振り返り]517名(うち25卒実施431名)/ [②26卒予定]491名(うち26卒実施予定448名)
調査方法:インターネット調査法 /メールによるアンケート回収(共通)
調査対象:企業の高卒採用のご担当者 または準じる方(共通)