
日本だけでなく、諸外国においても人手不足が深刻化している。特に韓国の合計特殊出生率は0.75と経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で最も低い数値を記録しており、少子化が急激に進みつつある(出典:JETRO)。
このような背景からスキマバイトサービス「タイミー」を運営する株式会社タイミーは、韓国でスポットワークサービス「급구(クック)」を展開するNeeder Inc.への出資および業務提携を発表した。今回の出資はタイミーにとって創業以来初の出資であり、初の海外企業への出資となる。
韓国語で「急募」を意味する「급구(クック)」は、履歴書・面接不要で即時マッチングできるアプリだ。今回の連携により、タイミーの運営を経て獲得してきたノウハウを活かし、副業層やシニア層など潜在労働力のマッチングに期待ができる韓国においてスポットワーク活用を推進していく。
タイミー代表取締役 小川嶺氏は「日本で積み上げてきたタイミーの知見と、韓国の現場をよく知るNeederの専門性が合わさることで、私たちは韓国でも『はたらく可能性を広げる』取り組みを、より良い形で実現できると考えています。Neederと共に新しい未来を創り上げていきます」とコメントしている。

小川さんのXポストによれば、世界中にスポットワークサービスは10社以上あるそうです。日本で培った仕組みやノウハウが、韓国や諸外国の働き方をどう変えていくのか、これからの展開が楽しみですね!
【参考URL】タイミー、韓国のスポットワークサービス「급구(クック)」を運営するNeeder Inc.への出資および提携のお知らせ
