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スキマバイトアプリの利用経験がある採用担当者は17.1%、株式会社矢野経済研究所調査

人手不足が深刻化するなか、スキマバイトアプリの活用が広がりを見せている。柔軟な人材確保に対応できるだけでなく、採用コストを抑えつつ幅広い人材との接点を得られることから、新しい採用の形として定着しつつある。

このような背景から、株式会社矢野経済研究所は人材採用に携わったことがある人1,000名を対象に、スキマバイトアプリの活用状況に関するアンケート調査を実施した。

調査結果は以下の通り。

スキマバイトアプリの認知度は58.4%、利用経験者は17.1%

スキマバイトアプリを「利用したことがある」人は全体の17.1%となった。利用したことはないが、「具体的なアプリ名、機能、費用感などは知っている」人が15.1%、「機能や費用感もわからないが、アプリ名は知っている」人が26.2%であった。これらを合算すると「スキマバイトアプリの名称を知っている人」は全体の58.4%(584名)に達した。

一方、スキマバイトアプリを「知らなかった」と回答した人も24.2%(242名)存在する結果となった。

アプリ選択時は「人材の質の高さ」が最重要要因

スキマバイトアプリの利用経験は無いが、スキマバイトアプリの利用予定・意向・関心がある346名に対し、スキマバイトアプリを選択する際に重視する点を尋ねたところ、最も多かったのは「人材の質の高さ」で44.5%、次いで「マッチングの確実さ」が38.4%、「仕事内容の充実」が36.4%であった。

詳細結果はこちら

スキマバイトは急速に拡大しているものの、まだ認知してない採用担当者も一定数居ることから、今後さらなる発展が見込まれます。選ばれるスキマバイト媒体になるためには、多様な人材と仕事のプールが大切になるのではないでしょうか?

調査概要

調査方法:インターネットアンケート調査
調査対象:正社員、契約・派遣・嘱託社員、パート・アルバイト等の人材採用に携わったことがある一般企業・団体勤務者
有効回答数:1,000名
調査実施期間:2025年5月
調査機関:株式会社矢野経済研究所

【参考URL】スキマバイトアプリの活用状況に関するアンケート調査を実施(2025年)