ウォンテッドリー株式会社、チームマネジメントサービス「Pulse(パルス)」に新機能「1on1」を追加

従業員マネジメントの一環として、1on1に取り組む企業が増えている。1on1はエンゲージメント向上や悩みの共有、コミュニケーションの活性化などに有効だが、ただ話すだけになってしまい形骸化が起こりやすいなど、実施する上での難しさもある。

ウォンテッドリー株式会社は2021年10月6日、チームマネジメントサービス「Pulse(パルス)」において新機能「1on1」をリリースした。

「Pulse」は従業員サーベイツールで、Slackと連携して簡単にチームメンバーのコンディションを測ることができる。また、メンバーがバリューに基づいた行動をしたときに褒め合える「さすが!」機能により、日常的なコミュニケーションの中でバリュー評価を行う環境を提供している。

今回追加された1on1機能の特徴は以下の通り。

1on1開始前のトピック共有

週1回のサーベイ機能「調子どう?」の結果をもとに、メンバーの調子の上下や不調がどれくらいの期間続いているかなどの情報が可視化される。この結果をもとにマネージャーとメンバーの双方が次の1on1で話したいトピックを事前に設定でき、本当に相談したい内容を忘れて当たり障りのない会話が続いてしまうことを防ぐ。

1on1で生まれた次のアクションの共有

1on1の中で決定した次の「アクション」を記録できる。毎週同じ内容を話してしまうのを防ぎ、次に取るべき行動を明確化する。

リマインドの自動送信

1on1の完了ボタンを押すと自動で次回の1on1がセットされ、設定忘れを防ぐ。また、1on1当日になるとSlackにリマインドが通知され、1on1の実施忘れを防ぐほか、マネージャーのリマインドにかかる工数を削減する。

1on1はうまく実行できれば有効なマネジメント手段になる。マネージャー側もメンバー側も快適に1on1が実施できるよう、このようなツールの活用も視野に入れてみてはいかがだろうか。

【参考URL】チームメンバーの現状把握と改善を支援するチームマネジメントサービス「Pulse」にて新機能「1on1」をリリース