One Work株式会社、ソーシャルインパクト志向のスタートアップ情報を伝えるオウンドメディア「Social Impact」を開設

経済産業省は大企業とスタートアップ企業の間で人材の流動性を高め、新たな価値創出に繋げるため、「令和3年度中小企業新事業創出促進対策事業費補助金(スタートアップ向け経営人材支援事業)」を実施している。しかし現状では、大企業からスタートアップに人材を流動させるための連携が不足している、また人材側にスタートアップで働くことの魅力が伝わっていないなど、多くの課題が残っている。

One Work株式会社は、スタートアップ企業のインタビューや求人情報を紹介するオウンドメディア「Social Impact」を開設した。

同社は「令和3年度中小企業新事業創出促進対策事業費補助金」の採択事業として、ディープテック/ハードテック系スタートアップ向け人材支援事業を、ベンチャーキャピタルのリアルテックホールディングス株式会社、DRONE FUNDとの3社協働で手がけている。今回開設した「Social Impact」もこの3社での運営となる。

同メディアのコンセプトは「ソーシャルインパクト志向の人と企業をつなぎ、社会課題解決を加速する」だ。

ソーシャルインパクトとは

社会的影響力のこと。特に、社会的課題の解決など、事業を通して企業が社会に及ぼす影響力を指す。

同メディアではソーシャルインパクトを志向するスタートアップ企業を取り上げ、取り組みに関する情報や転職者インタビュー、求人情報などを紹介する。実際に大企業からスタートアップ企業へと転職・起業した人の声を掲載することで、スタートアップ経営の魅力を発信し、人材不足解消に貢献する。

SDGsやソーシャルグッドな取り組みに対する注目が高まる中で、実際にそれに携わっているスタートアップ社員のインタビューを通して、読者に自分が本当にやりたいことを見つめなおすきっかけを与えるメディアとなりそうだ。

【参考URL】ディープテック・ハードテックスタートアップの経営者&転職者インタビュー/求人情報などを発信するオウンドメディア『Social Impact』を開設