各業界でDXが進む中でも、中小企業では手書きの出勤簿やタイムカード、Excelなどで打刻管理を行っているケースが少なくない。また、勤怠管理システムを導入していても勤怠データを人材活用に活かせていない企業が多く、人事データの可視化と分析の強化が課題となっている。
株式会社ビズリーチは2022年2月14日、クラウド勤怠管理システム「HRMOS(ハーモス)勤怠」の提供を開始した。
同サービスは、打刻機能や勤怠管理レポートなどが無料で利用できるクラウド型の勤怠管理システムである。ICカードやSlack、LINEなど様々な打刻方法に対応しており、有料版ではさらにAPI連携や勤怠アラート機能が利用できる。
同社は人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを運営しており、採用管理、従業員データベース、目標・評価管理、組織診断サーベイ、1on1支援機能などを提供している。今回、同シリーズに「HRMOS勤怠」が加わり、ユーザーは勤怠データとその他のデータを掛け合わせて「従業員の健康状態・離職要因」や「生産性」などを把握できるようになった。
同社は、今後も「HRMOS」シリーズの展開を通して、政府が推進する人的資本経営の支援を行っていくとコメントしている。