2018年の副業解禁以降、フリーランス人材や副業人材を活用する企業が増えている。一方で内閣官房日本経済再生総合事務局のフリーランス実態調査結果によると、事業者からの業務委託を受けているフリーランスの37.7%が取引先とのトラブルを経験している。そのうち63.1%は書面・電子メールが交付されていないか取引条件が十分に明記されていなかったといい、契約書面作成のずさんさや煩雑さがトラブルに繋がっていると言える。
株式会社ソレクティブは2022年3月24日、フリーランス・副業の業務委託契約書作成サービス「契ラク by Sollective」の提供を開始した。
同サービスは、いくつかの簡単な設問に答えるだけで初心者でも業務委託契約書の作成ができるクラウドサービスである。成果物の完成を約束する「請負契約」と、業務の遂行を委託する「準委任契約」との両方に対応しており、項目の追加や変更などのカスタマイズが可能だ。
フリーランス・副業ワーカーは無料で利用でき、Sollectiveのプランを利用している企業も従量課金なしで利用できる。契約する相手がSollectiveに登録していない場合にも、作成・PDF出力・送付が可能だ。
同社は今後、契約書への署名および締結機能も順次開発していくとしている。フリーランス・副業人材の活用を進めている企業はチェックしてみてはいかがだろうか。