ウォンテッドリー株式会社が2022年12月に実施した「就職活動と長期インターンシップに関する調査」によると、学生の41%が就職活動の悩みについて「自分が何がしたいか、どんなキャリアを歩みたいかが分からない」と回答した。このことから、キャリアビジョンが明確ではないまま社会に出る学生の多さがうかがえる。
同社は、キャリアビジョンの発見にも繋がる長期インターンシップを「キャリアビジョン直結型インターン」と称し、就活生の悩みを解決する「#キャリアビジョン直結型インターン」プロジェクトを発足した。なお、長期インターンシップとは1ヶ月以上に渡る就業型のインターンシップと定義されている。
同社が就活生に対して新たに行った調査では、就職先選びでは仕事の意義や成長性を重視する学生が多い一方で、合同企業説明会等のブース選びでは本来優先度の低かった「企業名」で判断する傾向にあると分かった。
「#キャリアビジョン直結型インターン」プロジェクトでは、就活生が自分の「やりたいこと」と向き合う機会を提供するため、長期インターン実施企業が企業名を隠して就活生と出会えるイベントを開催する。同イベントでは、企業名を隠す代わりに企業の「やりたいこと」が書かれたブースを設置し、また告知の段階でも企業名を公表しない。同イベントの第一弾は、2023年8月2日に東京23区内で開催される予定だ。
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同プロジェクト・イベントについて同社は、「訪問するブースを企業の『やりたいこと』を軸に選ぶことで、自分の『やりたいこと』に関する気付きや、本当に『やりたいこと』ができる企業を探すきっかけを得て欲しいと思います」とコメントしている。
【参考記事】キャリアビジョン直結型インターン プロジェクト | 私と”やりたいこと”をつなぐ、長期インターンの価値を広める