株式会社リクルート、27卒以降の全学年を対象とした新しい『リクナビ』β版をリリース

出典元:株式会社リクルート

株式会社リクルートは2024年9月18日、27卒以降の全学年を対象とした新しい『リクナビ』β版をリリースした。これまでのリクナビは主に大学3年生以上を対象として卒業年ごとにサイトを分けて運営されていた。今回リリースされた新しいリクナビは、学生が低学年から就活準備を開始して自己理解を深められるよう、27卒以降の全学年を対象としたサイトへと変わる。

学生から見たこれまでのリクナビとの主な違いは「企業単位」の掲載から、仕事や職種に紐づいた「コース単位」での掲載に変わることだ。これにより学生は自分の希望に合った仕事を見つけられるようになる。

出典元:株式会社リクルート

また、「学生自体に力を入れたこと(ガクチカ)」を生成AIが自動作成する『ガクチカAIアシスタント』や、質問に答えていくだけで企業に提出可能なプロフィールを作成できる『レジュメ』など様々な機能も順次搭載されていく。

出典元:株式会社リクルート

掲載企業から見たこれまでのリクナビとの違いは、「企業単位」から「コース単位」へと変わり、職種やオープンカンパニーの開催地別などに複数求人の掲載が可能になったことだ。

また、従来リクナビは求人情報掲載時に費用が発生する掲載課金型だったが、新しいリクナビでは学生が求人情報をクリック(閲覧)したときのみ料金が発生するクリック課金型へと変わる。

同社は、「『リクナビ』では、多くの学生が初めてキャリアを考える機会となる就職活動において、学生一人ひとりの『自分らしい進路選択』を支援したいと考えています。自分の判断軸を磨くために、自分自身の強みや希望の言語化を支援し、誰もが自分に合うと思える仕事・企業に出会える世界の実現を目指し、新しい『リクナビ』の開発を行っております」とコメントしている。

企業単位からコース単位、掲載課金型からクリック課金型へとリクナビが大きく変わりました。キャリア自律やジョブ型雇用の流れが新卒採用で広まりつつあるのかもしれませんね。

同サービスの今後の展開にも注目です!

【参考URL】2027年卒以降の全学年を対象とした新しい『リクナビ』β版を9月18日(水)にリリース