近年、終身雇用が当たり前の制度ではなくなり人材の流動化が進んでいる。また、株式会社マイナビの調査によれば、30代~40代の転職者のうち89.6%が転職活動と同時に将来のライフプランを考えているという。
このような背景から、同社はミドル・ハイクラス向け転職サイト『マイナビスカウティング』において転職後のライフプランが診断できる新サービス「ライフプランとキャリア診断」の提供を開始した。同サービスはSBIグループのウエルスアドバイザー株式会社が持つライフプランシミュレーションの機能と、『マイナビスカウティング』が持つ転職に関するデータを連携することで開発された。
同サービスでは、現在の家族構成や職業・収入状況に加え、転職後の希望職種・年収を入力することで、未来の収入状況と支出状況を簡単にグラフで確認することができる。
また、診断時に選択した希望の職種・年収に応じて求人やキャリアアドバイザーを提案するレコメンド機能も提供される。これにより求職者は、目標のライフプランを意識した転職活動が可能だ。
同社は「転職で年収が増えることによる資産変動も算出できるため、後悔のない働く先・働き方を考えられる機会の提供を実現します」とコメントしている。
転職時の年収だけでなく、その後のキャリア形成やライフプランについても考えている人が多いことが分かりましたね。キャリア自律が広まるなか、今後は同サービスのようなサポートが重要になっていくかもしれませんね!
【参考URL】ミドル・ハイクラス向け転職サイト『マイナビスカウティング』、 転職後のライフプランが診断できる新サービスを10月31日より提供開始