昨年から続く外出自粛を前提としたライフスタイルへの移行に伴い、企業ではリモートワークの導入・拡大とともに採用選考プロセスのオンライン化が急速に浸透している。これによりビデオ会議ツールがリモート面接で活用されている一方で、候補者・社内メンバー・採用担当者の三者間での各面接アカウントおよびURLの共有や管理が新たな課題となりつつある。
株式会社HERPは2021年2月1日、同社の開発・運営するスクラム採用プラットフォーム『HERP Hire』においてビデオ会議ツール『Zoom』との機能連携を開始した。採用担当者は最終面接までの選考プロセスにおいて、候補者とその面接を担当する社内メンバーへオンライン面接に関するスムーズな情報共有が可能になる。オンライン面接の設定および案内の手間を軽減し、精度を高めていく。
連携手順は以下の通り。
1.管理画面からZoomアカウント/Zoomユーザーの認証を行う
2.連携が完了したメンバーにはZoomのロゴが表示される
選考予定にZoomと連携したメンバーが含まれている場合、ZoomミーティングのURLが自動的に発行される。面接官のカレンダーに自動的にZoomミーティングのURLが記載され、面接官はカレンダーからスムーズに面接用のZoomミーティングURLにアクセスできる。
同社は今後について、「『HERP Hire』が採用・労務・人材マネジメントといった人事領域を包括的につなぐHRテクノロジーのハブとなるべく、さまざまな企業・サービスとの連携・協業を積極的に拡大するとともに、引き続き社員主導型スクラム採用推進のサポートとプロダクト開発・運営に取り組んでまいります」とコメントしている。