少子高齢化や労働力不足の現状を受け、近年では外国人材を活用する企業が増えている。一方で、言語や文化の異なる社員に対するマネジメントや評価、ビジョン・行動規範の浸透に課題を感じている企業も多い。
株式会社シーベースは、同社が提供する360度評価システム「スマレビ for 360°」において多言語対応を開始した。
「スマレビ for 360°」とは、一緒に働く他者からのフィードバックによって組織開発と人材育成を促進する、クラウド型の360度評価システムである。以前から「回答機能」は多言語対応していたが、今回のアップデートにより「回答者選定機能」と「オンライン結果レポート」も多言語対応した。回答からフィードバックレポートまでの一連の機能を日本語、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語で利用できる。
「回答者選定機能」とは、誰が誰に対して360度フィードバックの回答をするのかをブラウザ上で紐づけ設定できる機能である。人事部が現場の具体的な協働関係を把握できない場合でも、組織のリアルな関係性を理解している被評価者本人や上司が言語に関わらず回答者を設定できるようになったため、より実態に近い回答を得られる。
また「オンライン結果レポート」は、被評価者のレポートを上司や同じチームの人が「参照者」として閲覧できる機能である。今回のアップデートで言語に関わらず「参照者」を設定できるようになり、言語の異なるメンバーのレポートを上司・同僚が確認できる。
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評価やサーベイの多言語対応化は、外国人材の活用が進む日本においてこれからより重要になりそうだ。