近年、離職率や業績に影響する要素として「エンゲージメント」が注目を集めている。日本でも経済産業省が健康経営優良法人認定制度の選定基準において、エンゲージメントサーベイを推奨している。
株式会社ヒューマネージは2021年7月15日、人材採用向け適性検査「Q1(Quest one、クエストワン)」をリリースした。
「Q1」は、個人のエンゲージメントを高める要素である「ジョブ・クラフティング」を科学的に測定し、人材採用に活用する適性検査である。
ジョブ・クラフティングとは
ワーク・エンゲージメントに影響する要素の1つで、仕事のやり方を自分自身で工夫したり、関係者とメリットを交換し合える関係を構築したりする力のこと。ジョブ・クラフティングの高い人材ほどストレス状態が良好となり、エンゲージメントも高まる。
企業は同サービスを利用することで、受験者のジョブ・クラフティングの傾向や相性のいい仕事のタイプを示す「ジョブ・エンゲージメントタイプ」を測定できる。また、仕事においてネガティブな結果を引き起こすパーソナリティ要因が分かる。
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同サービスは「候補者が自社に入社した場合、エンゲージメントが上がりやすいか」を可視化する。入社後の育成を見据えた採用が広まりそうだ。
【参考URL】【業界初】ヒューマネージ、入社後の「エンゲージメント」を科学的に予測するジョブ・クラフティング適性検査『Q1』をリリース