株式会社ビズリーチ、「HRMOS(ハーモス)」の「組織診断サーベイ」機能で2件の特許を取得

働き方や仕事に対する価値観などが変化しつつある今、従業員エンゲージメントの向上が組織作りの上で重要になっている。その流れを受けて、従業員サーベイやピープルアナリティクスに関連するさまざまなサービスの開発が進んでいる。

株式会社ビズリーチは、同社が運営する人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズにおいて、「組織診断サーベイ」機能で2件の特許を取得した。

「HRMOS」シリーズは、従業員情報の一元化・可視化によって人事業務支援を行う人財活用プラットフォームである。同サービスでは2020年8月より、従業員サーベイを実施できる「組織診断サーベイ」機能の提供を開始した。

今回取得した特許の1つ目は「データ分析のスキルを持つ専門人材がいなくても、優先順位の高い課題がひと目で分かり、適切なアクションを促せる技術(特許6853906)」である。この技術は従業員満足度の指標とサーベイの各設問項目との影響度合いを可視化し、従業員エンゲージメントに関する優先順位の高い課題を提示する。

2つ目は「従業員データベースとの連携で、効率的なシステム構築とサーベイの分析を実現する技術(特許6886055)」である。この技術は従業員データベースに保存されている部署や年齢・勤続年数などの属性情報と、組織診断サーベイの回答情報を照合して効率的なシステム構築とサーベイの分析を可能にする。

今後も各社で組織サーベイや従業員エンゲージメントの領域での技術開発が進むだろう。

【参考URL】人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」「組織診断サーベイ」機能で2件の特許取得