「テレワークに満足している」社会人の76.1%が回答、株式会社ライボ調査 | HRog

昨今、新型コロナウイルスの影響でテレワーク実施が推奨され、多くの企業がテレワークを取り入れている。また、政府も2021年7月19日から9月5日の期間で「テレワーク・デイズ2021」を実施している。

株式会社ライボは、全国の社会人を対象に「2021年テレワーク実態調査」を実施した。

調査結果は以下の通り。

「テレワークを実施している」全体の76.7%が回答

自社でテレワークを実施しているか尋ねたところ、全体の76.7%が「テレワークを実施している」と回答した。さらに頻度について尋ねると、「フルリモート」と回答した人が34.1%であった。次いで「週に4日以上」が22.1%と続いており、半数以上が週の半分以上テレワークを実施していることがわかった。

テレワークに「満足している」全体の76.1%が回答

テレワークを実施していると回答した人にテレワークの満足度について尋ねたところ、「大変満足」と回答した人が34.1%であった。「やや満足」と回答した42.0%と合わせると、76.1%の人が現状のテレワークに満足している結果となった。理由として、「働く場所の自由度や心身への負担が減る」「通勤時間や交通費などのコスト削減ができる」などが大多数であった。一方不満な理由は「出社して対面で話す方が仕事しやすい」など、コミュニケーションに関する回答が目立った。

「昨年よりもテレワークが増えた」39.8%が回答

テレワークを実施していると回答した人に、昨年のテレワーク実施状況と比較して変化があったか尋ねたところ、「変わらない」と回答した人が49.4%であった。一方で、「増加した」と回答した人が23.2%であった。「やや増加した」と回答した16.6%と合わせると39.8%が昨年よりテレワークが増加したと回答している。また、現在テレワークを実施していないと回答した人にその理由を尋ねたところ、「業務上出社しないと成り立たない」という回答が72.0%でトップであった。緊急事態宣言に伴ったテレワーク要請についても、「宣言下の要請はない」と回答した人が96.7%であった。