エン・ジャパン株式会社は2021年8月16日、2022年3月期第一四半期の決算を発表した。2021年4月～6月の売上高は120億6000万円（前年同期比115.5%・前々年同期比87.6%）、営業利益は23億1000万円（前年同期比185.1%・前々年同期比79.6%）となった。また2022年3月期通期の業績予想は売上高510億円（前期比119.4％・前々期比89.8%）、営業利益100億円（前期比128.7%・前々期比90.9%）と従来の予想を据え置いた。
セグメント別にみると、「エン転職」をはじめとする国内求人サイト事業の2021年4月～6月の売上高が64億5300万円（前年同期比138.6%）、営業利益が9億2000万円（前年同期比157.6%）と売上回復を牽引している。特にハイクラス・即戦力人材の需要は高く、ミドル層の転職に強い求人情報を掲載する「ミドルの転職」、20代ハイクラス特化型求人サイトの「AMBI」が売上アップに貢献した。
またHR-Tech事業も大きく業績を伸ばしている。募集・自社採用ページ作成などを行う採用支援ツール「engage」で有料求人数が増加しており、HR Tech事業における2021年第一四半期の売上高8億6000万円（前年同期比248.4%）となった。また営業利益は1億円で、四半期で見るとHR-Tech事業単体で初の営業黒字となった。
【参考URL】2022年３月期 第１四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2022年3月期 第1四半期 決算説明資料
