東京は地方と比べて給料が高いと言われますが、23区内でも、バラつきがあるようです。
不動産業界では地域毎の家賃相場表がよく使われますが、求人においてもある程度の地域毎の相場があるのではないでしょうか。
ということで今回は、東京都23区の求人情報の給与平均を使い、時給相場表を作成しました。
東京23区の求人の相場感を知るのに、参考にしてみてください。
※なお、集計はアルバイト系・派遣系媒体、それぞれ主要媒体の8月各週の求人掲載情報から行っています。
月毎に変動が大きいこともあり、安定的な相場というよりは、あくまで最近の相場としてご活用下さい。
【調査対象】
雇用区分：アルバイト・パート
媒体：an、タウンワーク、バイトル、フロム・エーナビ、マイナビバイト
期間：2015年08月3日、10日、17日、24日
アルバイト系求人では、台東区が23区内で最も高く、8月の平均給与が1,259円。
続いて高いのが中野区の1,235円となっています。
最も低かったのは文京区の1,049円で、台東区と比べて210円の差があります。
ただ、台東区・中野区については一部の企業が高い給与の求人を一斉掲載しているため、一般的な相場感よりも高いものとなっています。
【調査対象】
雇用区分：派遣
媒体：an、タウンワーク、バイトル、フロム・エーナビ、マイナビバイト
期間：2015年08月3日、10日、17日、24日
派遣系求人では、文京区が最も高く、1,547円。
続いて、港区の1,519円、豊島区の1,510円が1,500円以上の相場となっています。
最も低かったのは北区で1,174円。文京区と比べて373円の差がついています。
いかがでしたでしょうか？
求人の相場は不動産よりも基準となる軸が多いため、地域からだけでは測りがたいところはありますが、
ある程度、地域毎の傾向がありそうです。
HRogでは今後も、様々な軸で相場感が分かるようなコンテンツを発表していきたいと思います。
