学生から評価の高いインターンに共通する3つのポイント – HRog | HR業界、採用に関するニュースメディア

学生から評価の高いインターンに共通する3つのポイント

株式会社リブセンス
就活会議ユニット ユニットリーダー
渡部 雄大氏

わたなべ・ゆうだい/愛媛県出身。東京大学農学部卒業。(株)エムティーアイに新卒入社後、サービス企画や新規事業を行うとともに、人事部として採用や育成にも従事。ライフワークではNPO法人を立ち上げ、全国の中高生に対してキャリア教育活動を実施。2016年よりリブセンスに入社。新卒就活サービス「就活会議」の事業運営を行う。

学生が本当に行ってよかったINTERNSHIP 2019

学生が就職活動を行う上で、インターンシップ(以下「インターン」)への参加は、自分に合った業界や企業を探すために重要なプロセスだ。学生にとって気になっている企業のインターンに参加することで、そこで働いている人や業務内容に触れることができ、自身の就職活動の軸や志向性を見直す良い機会になる。

渡部氏の運営する就活会議では、インターンに参加した学生による“インターン体験記”を収集し、インターンの評価をデータにしている。

「評価が高かったインターンから、期待外れだったインターンまで様々です。今回、学生から『本当に行ってよかった』と評価されたインターンを公表することで、これからインターンに参加する学生にとって、またインターンを開催する企業にとって良い指標になればと思います」

昨夏、評価の高かったインターン

「昨夏開催されたインターンの中で、就活会議上にインターン体験記が存在する企業を対象に、学生が重視する6つの評価項目で評価をしています。インターン体験記の評点を集計した結果がダイレクトに評価に反映されるため、我々運営側や有識者などの学生の評価以外、一切手は加えていません」

ここで、学生が重視する6つの指標で見事第一位に輝いた企業を見てみよう。

部門別の最優秀企業

  • 総合評価が高かった部門 第1位 株式会社野村総合研究所
  • 業界理解が深まった部門 第1位 第一生命保険株式会社
  • メンターのコミット部門 第1位 ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社
  • 自己成長に繋がった部門 第1位 楽天株式会社
  • 選考に有利に働いた部門 第1位 ヤフー株式会社
  • テーマが興味深かった部門 第1位 ソフトバンク株式会社

「昨年開催時ではITベンチャー系企業の躍進が目立ちましたが、今回は規模の大きな会社も数多くランクインしています。インターンを有意義な機会にしようと、各社インターンに多くのリソースを投入していることが見て取れます」

各部門のTOP5はコチラから

評価の高いインターンに共通する3要素

「学生から評価の高いインターンには、3つの共通点が見られました」と渡部氏は話す。

一つ目は『実業務に限りなく近いプログラム』であること。学生が企業のインターンに参加する大きな目的に、『どんな仕事内容なのか知りたい』という思いがあります。これから就職活動を控えている学生が、前もって『気になっている企業の業務内容を知りたい』『あまり馴染みがないけどあの業界はどんな仕事をしているのか知りたい』と考えるのは当然のことでしょう」

今回学生から評価の高かったインターンは、実業務に近いプログラムを設計している企業が大半であった。

「例えば、総合評価1位の野村総合研究所は、実際に現場のコンサルタントが3か月かけて行うプロジェクトを、5日間で疑似体験させるという内容です。プログラム内容は非常に丁寧に設計されており、人事担当者は『難し過ぎては解けないし、易しすぎると面白みがなくリアリティーも失われる』『本当に5日間でこの内容を議論し尽くせるかどうか、インターン生を受け入れる現場社員の間でもかなり議論し自分たちでも何度もやってみる』と仰っていました。コンサルタントが実業務で作成した資料も学生に配布しているようです。これは学生からの評価が高いのも納得でしょう」

二つ目は、『メンターや社員との距離間が非常に近い』こと。仕事内容と並んで学生が知りたいことは、『どんな人がいるのか』です。社員の価値観や考え、働き方を知り、自分に合っているか確認したいと多くの学生が考えています」

評価の高いインターンには「メンター役となる社員が常時サポートしてくれて、頻繁にフィードバックをくれた」「ランチや懇親会でも様々な社員と交流ができ、社員の特性や企業の社風が分かった」「社員が業務を行っている隣でインターンを行っていたので、どんな働き方をしているかイメージできた」といった声が多く寄せられている。

「インターンを通じて、学生と社員の接点をいかに作り出すかも非常に重要な点だと考えます」

三つ目は、『3日間以上の開催期間』があること。上述の『実業務に限りなく近いプログラム』かつ『メンターや社員との距離間が非常に近い』インターンを行うには、自ずと一定の開催期間が必要になってきます。少なくとも1Dayでは無理があります。実際、今回評価が高かったインターンは、全て3Days以上でした。中には20日以上かけて行うインターンもあり、非常に労力をかけて学生を受け入れている様子が見て取れます」

さいごに

「インターンは、就職後のミスマッチの問題を解消する大きな力になると考えています。学生にとっては、就職活動を短期間で行おうとすると、どうしても知名度の高い企業やイメージの良い企業に目が行きがちになってしまいます」

「例えばサマーインターンの時期にあえて関心の高くない業界のインターンに行ってみたり、それまで知らなかった企業のインターンに行ってみたりすると、自分の志向性がより明確になるかもしれません。就活会議としても、インターンが企業と学生の双方にとってより有意義な機会になるように後押ししていきたいと思います」

企業にとっても学生にとっても、インターンは増々近い存在になっていきそうだ。

「学生が本当に行ってよかったINTERNSHIP 2019」概要はコチラ

(HRog編集部)

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