8月時点でインターンシップに参加した24卒学生は79.5%、株式会社マイナビ調査

8月は大学の夏季休暇があり、インターンシップに参加する学生も多くなる。

株式会社マイナビは、24卒の学生を対象に「インターンシップ・就職活動準備実態調査(8月)」を実施した。

調査結果は以下の通り。

8月時点でインターンシップに参加したことがある24卒学生は79.5%

2022年8月時点でインターンシップに参加したことがあるか尋ねたところ、79.5%の学生が「参加した」と回答した。前年と比べると5.6ポイント増加しており、インターンシップに意欲的な姿勢が伺える。

これまでに(累計で)インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したことがある割合の推移

対面実施のインターンシップでは「職場体験型」への参加が増加

8月に対面で参加したインターンシップの内容を尋ねたところ、78.1%の学生が「ガイダンス」と回答し最多となった。

一方で7月との比較では、「現場社員との座談会・交流会」「実務体験」「会社見学・工場見学」など職場体験型への参加数が増加している。

対面で開催されたインターンシップ・ワンデー仕事体験プログラム(上位抜粋)

インターンシップで良いギャップを感じた学生は34.8%

インターンシップに参加してギャップを感じたかどうか尋ねたところ、34.8%の学生が「どちらかというと良いギャップを感じることが多かった」と回答した。「緊張感があると想像していたが、和やかな雰囲気で行われていてギャップを感じた」などのコメントが寄せられている。

一方で「悪いギャップを感じることが多かった」と回答した学生からは、「具体的な業務内容が伝わってこず、抽象的な説明だった」や「事前に聞いていた情報と異なっていた」などの声が上がっている。

インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加してみて、イメージとのギャップはあったか

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今回の調査では、インターンシップに参加する24卒学生が前年以上に多く、長期休暇の影響から特に職場体験型に参加する学生が増えたと分かった。またインターンシップによって良いギャップを感じる学生も多い一方で、悪いギャップを感じた学生もいる。インターンシップでは学生に企業や業務への理解をより深めてもらえるため、有効に活用できるよう工夫が必要だ。

調査概要

調査期間:2022年8月20日~2022年8月31日
調査方法:マイナビ2024の会員に対するWEBアンケート
調査対象:2024年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生
調査機関:株式会社マイナビ調べ
有効回答数:3,229名(文系男子525名 理系男子557名 文系女子1,420名 理系女子727名)

【参考記事】「マイナビ 2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(8月)」を発表