AIチャットサービス「ChatGPT」が2022年11月にリリースされてから、採用を効率化するサービスが公開されるなど人材業界でも活用が進んでいる。
株式会社ワークポートは、480人のビジネスパーソンを対象に「ChatGPTの利用」に関する調査を実施した。
調査結果は以下の通り。
これまでにChatGPTを利用したことがあるかどうか尋ねたところ、43.8%の人が「使ったことがある」と回答した。
ChatGPTを使ったことがある人に対して利用目的を尋ねたところ、81.0%の人が「プライベート」と回答し最多となった。次いで「仕事」が41.4%、「転職活動」が31.0%と続いた。
転職活動にChatGPTを使用した人からは「自己紹介文の作成」や「応募書類の誤字脱字や不自然な点のチェック」など転職活動の効率化に対して利用したとのコメントがあがった。また、「会社の評判や将来性の調査」など企業研究に活用したとの意見もある。
ChatGPTの利用経験者に対して今後も利用したいかどうか尋ねたところ、96.1%の人が「積極的に利用したい」または「やや利用したい」と回答した。「作業効率が飛躍的に上がるため」などの意見が大半であり、利便性・効率性が評価されていると分かる。
ChatGPTを利用したことがない人に対してこれから使ってみたいと思うか尋ねたところ、66.7%の人が「使ってみたい」と回答した。
使ってみたい利用目的では、62.8%の人が「仕事」と回答している。次に「プライベート」が53.3%、「転職活動」が42.8%と続いた。
転職活動においては、「応募書類の作成」や「志望動機や自己PRの執筆」などの利用を検討するほか、「どの職種が自分に適しているか判断してもらいたい」など幅広い用途での利用を検討する様子がうかがえた。
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今回の調査では、ChatGPTを効率化などの目的で転職活動に利用したことのある人・これから利用したい人が多いと分かった。近年は求職者がタイムパフォーマンスを重視する動きもあり、転職活動におけるChatGPTの活用は今後も広まっていくことが予想できる。
調査内容:ChatGPTの利用について
調査機関:株式会社ワークポート
調査対象:同社を利用している全国のビジネスパーソン (20代~40代・男女)
有効回答:480人
調査期間:2023年4月21日~2023年4月28日
調査方法:インターネット調査