株式会社MS-Japanは、同社が運営する管理部門・士業の総合転職事業「MS Career(エムエスキャリア)」において、同サービスが提供する人材紹介サービス「MS Agent」に登録された情報を元に「人事・総務の求人トレンド2023上半期」に関する調査を実施した。
調査結果は以下の通り。
2023年上半期に募集された人事・総務の求人から下限想定年収を調査したところ、平均額は480.7万円となった。400~599万円を下限に設定された求人が57%で最多となっている。
また、2022年下半期の調査と比較すると、平均額は8.6万円上昇した。
人事・総務の人材を募集している企業の割合を業種別に調査したところ、「IT・通信」が27%で最多となった。次いで「製造」が23%、「サービス」が21%と続いている。
続いて人事・総務の求人で求められているスキルを調査したところ、「労務」が30%で最多となった。次いで「採用」が29%、「制度・企画(人事)」が18%と続いた。
詳細結果はコチラ
今回の調査では、人事・総務の求人において、提示する年収の平均額が上昇していることが分かった。また、業種別では「IT・通信」において人事・総務の人材を求める企業が多い結果となった。採用の難易度が高まる中、人事担当者の需要も増加している。今後の動向にも注目だ。
調査概要
調査対象:2023年1月~6月に人材紹介サービス「MS Agent」に登録のあった人事・総務の求人
調査主体:株式会社MS-Japan
【参考記事】人事求人の平均年収は480.7万で、前期の8.6万円アップ!【人事・総務の求人トレンド2023上半期】を株式会社MS-Japanが発表。