株式会社パソナグループ、2024年5月期の連結決算を発表

株式会社パソナグループは2024年7月12日、2024年5月期(2023年6月1日~2024年5月31日)の連結決算を発表した。売上高は前期比4.3%減の3,567億円。連結子会社ベネフィット・ワンの株式売却で特別利益を計上したことから、純利益は前期比1472.1%増の958億円となった。

売上高の減少には主に、新型コロナウイルス感染症対策に係る特需終了が影響した。新型コロナ関連の業務がおおむね終了したことにより、人材派遣事業の売上高は前期比8.6%減の1345億円。HRソリューションセグメント全体でみると、売上高は前期比4.1%減の3491億、営業利益は前期比21.1%減の234億円であった。

2025年5月期の通期連結業績について、売上高は当期比7.5%減の3,300億円を見込んでいるが、ベネフィット・ワン株式の売却影響を除くと3.7%の増収を計画している。純利益については、ベネフィット・ワンの売却益がなくなることにより当期比98.6%減の13億円を見込んでいる。

【参考URL】2024年5月期 決算短信