就活早期化の影響で、早い時期に内定を得ている就活生が増えている。レバレジーズ株式会社によれば、それに伴って内定承諾や内定辞退のタイミングも変化している可能性があるという。
このような背景から、同社は25卒の大学生・大学院生を対象に内定承諾・辞退に関する実態調査を実施した。
調査結果は以下の通り。
25卒を対象に6月末時点での内定状況を尋ねたところ、86.9%の学生が「内定(内々定)を獲得した」と回答した。
内定を獲得していると回答した学生のうち、87.2%がすでに「内定承諾をしている」と回答した。就活早期化の影響で、殆どの就活生が早い段階で内定承諾をしていることがわかる。
1社目の内定承諾後の就活状況について尋ねたところ、49.7%の学生が「内定承諾後に就活を継続していた」と回答した。
その理由については「より志望度の高い企業の選考が残っていたから」が68.4%で最多となった。次いで「(内定承諾した企業は)第一志望ではあるが、最後まで受けきって就活を終えたいから」が41.1%、「内定先の悪い評判を聞いたから」「他に挑戦してみたいことが出てきたから」が10.5%と続く。
詳細結果はコチラ
早期化の影響で、内定承諾をしたとしても「もっと自分に合った企業があるかもしれない」と考えて就活を継続する学生が増えているのかもしれません。内定辞退率を下げるためにも、担当者の方は同調査を参考に適切なアフターフォローを行っていく必要がありそうです!
調査対象:「キャリアチケット」に登録している2025年卒業予定の大学生・大学院生
調査時期:2024年6月27日(木)~2024年7月3日(水)
調査方法:webアンケート調査
回答者数:252人
調査主体:レバレジーズ株式会社(キャリアチケット)
【参考URL】2025年卒の内定承諾・辞退に関する実態調査(前編)