人手不足の深刻化やAI・DXの進化に伴ってITエンジニアの獲得競争が激化している。開発言語やスキルが多岐にわたりトレンド変化も早いことから、ITエンジニアの採用においては適切な給与提示の難易度も非常に高くなっている。
このような背景から、パーソルキャリア株式会社はITエンジニア職の平均年収に関する実態調査を行った。
調査結果は以下の通り。
ITエンジニアの全職種で見ると平均年収は532万円となった。職種/スキル名別に平均年収を見ると、1位が「ITコンサルタント」の723万円、2位が「プリセールス」の680万円、3位が「データサイエンティスト」の617万円だった。2022年版の調査と比べると「プリセールス」は10万円上昇しており、需要が高まっていることが伺える。
ITエンジニア職のボリュームゾーンが35歳未満であることから、社会人経験年数13年未満に限定して平均年収を見てみると、ITエンジニア職全体で450万円であるとわかった。職種別では「ITコンサルタント」が587万円でトップだった。次いで「データサイエンティスト」が586万円、「プリセールス」が539万円と続く。
各職種において保有スキルによって年収に違いが出るか調査したところ、「データマイニング」のスキルを保有している「インフラエンジニア」は年収が273万円アップしていることがわかった。
詳細結果と調査概要はコチラ
ITエンジニアの年収は年齢によってではなく、保有スキルによって大きな差が出るとわかりましたね。採用のため適切な平均年収を知りたいという担当者の方は同調査をチェックしてみてはいかがでしょうか!
【参考URL】最新版ITエンジニア職×スキルの平均年収を無償公開! AI・機械学習・DX推進などの最新トレンドが年収に反映