学生が就活で利用したいコミュニケーションツール1位は「LINE」、株式会社ネオキャリア調査

近年では新卒採用において、採用CXの重要性が高まってきている。連絡の取りやすさは採用CXに関わる要素の1つであり、コミュニケーションツールの選定に悩む採用担当者も多いのではないだろうか。

株式会社ネオキャリアは、23卒の学生と新卒採用の採用担当者を対象とした「就職活動時のコミュニケーションツールに関する調査 2022年版」を実施した。

調査結果は以下の通り。

23卒学生が就活で利用したい連絡ツール1位はLINE

学生に、就職活動における企業とのコミュニケーションで一番使いたいツールを尋ねたところ、「LINE」と回答した人が54.0%で最多であった。「LINE」は2018年の調査では17.0%であったため、直近4年間で支持を37ポイント伸ばしたこととなる。理由としては「日常での使用頻度が多い」「リアルタイムでの確認とやり取りができ、メールよりも手軽にコミュニケーションが取れる」などが挙げられた。

「メール」と回答した人は37.3%で、2018年の調査から大きな変動はなかった。メールを支持する理由としては「アカウントを使い分けられる」「ビジネスマナーが身に付く」などが挙げられた。一方で「ナビサイトのメール機能」は3.2%と、年々利用したい学生が減少していることが分かった。

Q.就職活動における企業とのコミュニケーションにおいて、最も利用したいツールは何ですか?(学生の回答)

企業が採用活動で利用するツールは「メール」が最多

採用担当者に、採用活動において学生とのコミュニケーションで最もよく利用するツールを尋ねたところ、「メール」が42.9%で最多だった。次いで「ナビサイトのメール機能」が25.9%、「LINE」が19.7%と続く。

順位の変動はないものの、メールを利用する企業は前回調査よりも10.6ポイント減少した。またLINEを利用する企業は2018年の調査から14.7%増加しており、学生の利便性に合わせてメールからLINEに連絡手段を切り替えた企業が多かったと考えられる。

Q.採用活動において、学生とのコミュニケーションツールで最もよく利用するものは何ですか?(企業の回答)

詳細結果はコチラ

どのツールにもメリットとデメリットがある。返信率などを随時チェックし、自社に合うコミュニケーションツールを選んでみてはいかがだろうか。

調査概要

調査目的:就職活動時のコミュニケーションツールに関する調査
実施期間:2022年1月4日~2022年1月14日の10日間
調査対象:2022年3月卒業予定の就職活動生(大学生)(126名)
新卒社員の採用活動を行っている企業の採用担当者(147名)
調査方法:ダイレクトメール、インターネット調査
参考情報:2018年調査リリース(調査期間:2018年1月19日~2018年2月5日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000121.000011666.html
2020年調査リリース(調査期間:2020年3月2日~2020年3月10日)   https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000121.000011666.html

【参考URL】就職活動時のコミュニケーションツールに関する調査 2022年版