近年、人材不足が深刻化する中で、就職後数年以内に離職して再度就活をする「第二新卒」をはじめとした若手人材に注目が集まっている。
このような背景から、エン・ジャパン株式会社は「若手人材の採用」についてアンケート調査を実施した。
調査結果は以下の通り。
新卒3年以内で転職する「第二新卒」について今後の採用方針を尋ねたところ、63%の企業が「増やしたい」と回答した。「変わらない」は35%で、「減らしたい」は2%であり、多くの企業が第二新卒採用に前向きであることが分かった。
また第二新卒の採用において「前職の勤続期間」を重視するかを尋ねたところ、「非常に重視している」「やや重視している」合わせて64%の企業が「重視している」と回答した。
前職の勤続期間を重視する理由としては、「再離職のリスクが高いから」が83%で1位となった。2位は42%で「コミュニケーション能力が不安」、3位は40%で「人柄が不安」だった。
一方の前職の勤続期間を重視しない理由としては、「人柄を評価するため」が65%で1位となった。
詳細結果はコチラ
多くの企業が第二新卒人材を求めている一方で、再離職のリスクなどに不安を感じていることもわかりました。ミスマッチを減らすため、求職者一人ひとりに向き合った採用活動が引き続き重要だと言えそうですね!
調査概要
・調査方法:インターネットによるアンケート
・調査対象:『engage』を利用している企業
・有効回答数:300社
・調査期間:2024年6月26日~2024年7月31日
【参考URL】「若手人材の採用」に関する意識調査 第二新卒の採用において、64%の企業が「前職の勤続期間」を重視。勤続期間が「1年未満」の場合、懸念になりうる企業は63%。―『engage』企業アンケート―