株式会社ビザスク、「知見」を起点にした人材マッチングサービス「ビザスクdirect」を提供開始 | HRog

人材不足対策として中途採用の強化が進められているものの、株式会社ビザスクの調査によれば「特定の知見」や「高度な専門性」を持つプロフェッショナル人材をピンポイントで獲得することの難しさが課題となっている。こうした課題への対策として、職務ごとに必要な知見や専門性を明確にし、それに合致する人材を確保・配置する「ジョブ型雇用」の促進が提唱されている。

このような背景から同社は、正社員から副業・業務委託まで雇用形態を問わず、企業の人材ポートフォリオの充足に必要な人材を、個人の持つ「知見（＝できること）」から探せるマッチングサービス「ビザスクdirect」の提供を開始した。

スポットコンサルサービス「ビザスク」を提供してきた同社は、年間12万件のスポットコンサルを通じて個人の「知見」を掘り起こし、職務経歴書だけでは見えない実践的なスキルや経験を可視化してきた。新サービス「ビザスクdirect」ではこの蓄積データを活用し、職歴や年収ではなく実践的な知見を軸に人材をマッチング。企業は、課題解決に直結するスキルを持つプロ人材を、業界や雇用形態を問わずピンポイントで獲得することができる。

同社は「従来のジェネラリスト採用やリスキリングによる育成が中心となっていた人材戦略に、『ジョブ型中途採用』という新たな打ち手を加えることで、企業を取り巻く激しい環境変化に柔軟に対応できる体制の構築が可能になります。これにより、事業成長を加速させる人的資本経営の推進を支援します」とコメントしている。