株式会社リクルートホールディングスは5月27日、2020年3月期の連結業績について売上収益は前期比3.8%増の2兆3994億円、当期純利益は3.2%増の1798億円と、ともに過去最高を更新したことを発表した。
セグメント別に見ると「Indeed」「Glassdoor」を主軸とするHRテクノロジーセグメントの売上収益は前期比30.0%増の4,249億円で、全社の業績を大きく牽引している。既存事業であるメディア&ソリューションセグメントの人材領域の売上収益は前期比-0.9%の3,141億円、人材派遣セグメントは前期比-3.3%の1兆2,481億円となった。
いっぽう2020年4月の連結売上収益は、新型コロナウイルスの影響を受け前年同月比で約21%減。セグメント別に見るとHRテクノロジー事業では約35%減となっている。
2021年3月期の連結業績予想について同社は「合理的な業績予想が可能になった時点で開示する」としている。